「HWOは、我々が生きている間に、ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)の惑星の大気中に生命の証拠を見つけるだろう」
科学者たちは、HWOによって「2050年までには、人の住める惑星が発見される可能性がある」と考えているのです。
これらを実現させるには、少なくとも技術的な面をクリアしなければいけません。
そのためにもNASAは現在、HWOに用いる「高い安定性を持つ光学センサー」や「高性能なコロナグラフ」の開発に注力しています。
もちろん、科学者たちの主張が正しいかどうかは、2050年が近づかないことには誰にも分かりません。
それでも、次世代宇宙望遠鏡「HWO」は、今よりももっと鮮明に、宇宙の遠くを照らしてくれるはずです。
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参考文献
NASA’s alien-hunting telescope could find an inhabited planet by 2050, scientist claims
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-13594211/NASAs-alien-hunting-telescope-inhabited-planet-2050-scientist-claims.html
Habitable Worlds Observatory
https://science.nasa.gov/astrophysics/programs/habitable-worlds-observatory/
ライター
大倉康弘: 得意なジャンルはテクノロジー系。機械構造・生物構造・社会構造など構造を把握するのが好き。科学的で不思議なおもちゃにも目がない。趣味は読書で、読み始めたら朝になってるタイプ。
編集者
ナゾロジー 編集部