よって落としどころは経営側が従業員の最大の失敗はどこまで許容されるべきか目星をつけておくことなのだろうと思います。その失敗が会社や経営者にとって許されるチャレンジの範囲で収めるしかないと考えます。これは考え方によっては日々発生するケアレスミス程度ならば失敗した本人が一番責任を感じているわけですから上司の一定の指導で解決できると思います。

上司の太っ腹とか優しさというより論理的な基準線を作り、経営側と従業員側が共有することで功罪を明白にすることが大事なのでしょう。双方、禍根は残したくないのです。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年8月18日の記事より転載させていただきました。