約10分のアイドリング。この間にエンジンの細かな部分を掃除して待った。時間を無駄にしない方法なので、マネしてみてほしい。そしてフラシングオイルを抜く。この出てきた時の色を見て「おぉー!」と簡単の声が挙がる。最初に抜いた廃油と近い色だと言って良いだろう。かなりのスラッジを排出することができたはずだ。

透明だったフラッシングゾイルがこの色へと変化! かなりの洗浄ができたはずだ

シンセティックゾイル10W-40を入れる

オイルエレメント、ドレンパッキンの交換をしてドレンボルトを締める。そしてシンセティックゾイル10W-40を入れる。今回は3.6リットルを入れた。本来ならばCB750Fは3.5リットルなのだが、後付けのオイルクーラーの容量を考慮して多め。ただしこれは「気持ち程度です。不要かもしれない」とは林代表。

シンセティックゾイル10W-40にはゾイルが添加されているので、そのまま注入するのみ!

エンジンをかけてから油量をチェックして終了

エンジンをかけて、オイルエレメントやクーラーにオイルを回してから油量をチェック。今回はそのまま問題なく終了した。センタースタンドのないバイクの場合、レーシングスタンドを使用したり、車体を垂直へ起こしてチェックする。

交換した直後の変化は?

オイル交換後のアイドリングをしていると、次第にエンジン音が静かになっていくのを感じた。「明らかに違いが出ましたね。これは走行し始めてからが楽しみ」と林代表は目を輝かせる。フラッシングを抜いた時の色を確認する限り、かなりのスラッジが排出された。燃費11〜12km/ℓからの推移、走行フィーリング、これらが走行していく間に変わっていくのか。次回のレポートを楽しみにしてほしい。

エンジン音は静かになり、排気ガスの状態もわずかだが変化したようだ。今後に期待
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取材協力:T.T.Rモーター