最後に習慣化のスキルである。誰しも継続は非常に難しい行為である。1年後の継続率でいうと、英会話レッスンは6%、フィットネスジム 4%未満、YouTube投稿 10%未満、その他、ありとあらゆる学習やスキルで1年間継続できる人はほとんどいない。故に、それができる力はスキルと認識して差し支えないだろう。

手前味噌でおこがましいが、自分は習慣化については強い自信がある。記事執筆は7年、YouTubeは4年、資産運用は10年、筋トレもプログラミングも開始からずっと継続できている。その気になればどんなに単調で苦痛を伴う活動も、何年、何十年でも継続できる自信がある。それはあらゆる活動において継続するために必要なスキルを取得済だからだ。

習慣化の技術について論じると分量が膨大になるので1つだけいうと、「習慣化以外の全てを捨てる」ことがコツとして機能する。人が習慣化できない最大の理由はシンプルに活動に飽きてしまうからで、多くは安易に気晴らしや暇つぶしなどに逃げてしまう。

自分の場合はやるべきこと以外は何もしない、いやできない環境を作っている。たとえば一年間の99%の時間は自宅と会社、事務所で過ごしており、家族でいく旅行や外食は除いて、必要性の高い以外のことに一切時間は使わない。いや、そもそも田舎で娯楽がない。そうなると「ぼーっと空を見るより仕事やスキルアップの方が楽しい」という環境なので自然に続いてしまう。つまり、活動の開始前に誘惑の芽を事前に摘んでおくのだ。

どんな仕事でも今回紹介したスキルは役に立つし、時代が変化しても陳腐化することはない。故に一日でも若い内に取得することをおすすめしたい。

 

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