本命目標サイズをキャッチでき、2日間釣り続けた腕に心地良い疲労感を感じながらの家路となった。翌日大型のグレは刺身と炙りで頂いた。身も皮も脂が乗っていて絶品である。
大型ぐれは刺身と炙りで頂いた(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)
釣行のまとめと今後の展望
これまでの釣行でわかってきた撒き餌の撒き方とグレの食わせ方について。魚影がない時に寄せるための撒き方としては広範囲に多量を撒けば魚の寄りは早い。
しかし撒きすぎると小型が寄り先に口を使ってしまい時合を逃すため、朝イチや明らかに魚影がない時など一時にした方が良いと感じた。
食わすための撒き餌として毎投ごとに3~5粒程少量ずつ入れていく。それだけで集魚効果は十分で量が少ない分さし餌へのバイト率も上がる。時合になった時にいかに大型だけを寄せておくかが鍵になる。
グレに拘らなければ撒き餌を多めに持参し、棚も探りながら狙った方がシマアジやマダイ、イサキ等色々釣れて楽しめる。
ペレグレに適したロッドとしてズボ釣りには今回使用したTsurinoディメンション海上釣り堀トリガーSPのような繊細なソリッドティップを搭載した海上釣り堀用のロッドが食い込みも良くこの釣りにはベストマッチだと思う。
これからチャレンジを考えている方の参考になれば幸いだ。これから真夏にかけても楽しめる串本カセでのペレグレ。熱中症には注意しながら楽しんでいきたい。
<稲垣順也/TSURINEWSライター>