リールはダイワ、ライトゲームX 150DHにラインはフロロ3.5号、ハリスは2.75号と気持ち細くした。

串本カセのご当地釣法『ペレグレ』で43cm本命グレをキャッチ【和歌山】この日のタックル(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

この日も撒き餌には特大サイズが乱舞するがヒットには至らない。時折釣れるのは20cmほどのアジ、棚を深くすると35cm程のクロダイとヒブダイがヒットした。

串本カセのご当地釣法『ペレグレ』で43cm本命グレをキャッチ【和歌山】クロダイもヒット(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

そして時合と踏んでいた潮変わりのタイミングでついに乱舞する特大サイズがヒット。何度も寄せては走られを繰り返し10分程のファイトで取り込めたのは60cmはあるイスズミであった。大物だが外道であり複雑な気持ちだ。

串本カセのご当地釣法『ペレグレ』で43cm本命グレをキャッチ【和歌山】60cmのイスズミをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

この後は25cmクラスのグレ2枚と30cm程のマダイを追加し下船時刻を迎えた。下船後に船長から撒き餌が多く小型グレや外道も寄せてしまい、時合を取られていないかとアドバイスを受けた。

ついに大型のグレを手中

翌20日、潮は大潮、満潮3時56分干潮11時8分。前日のアドバイスを参考に撒き餌は1投ごとに少量ずつ、パラパラと入れて様子をみた、

暫く続けるとグレかイスズミか大型の魚影は確認できたが今までより少ない事に不安を感じる。アタリは頻発するが釣れるのは昨日と同じくアジ。

それでも信じてこのやり方を続けて時合と踏んだ潮止まり直前、重みのあるアタリを掛ける事に成功。またイスズミだろうと思っていたが浮上したのは大型のグレであった。

無事取り込みに成功しサイズを計ると43cm。厚みのあるグッドコンディションの魚だ。6回目の挑戦にしてようやく目標とする40cmオーバーをキャッチできた。船長のアドバイスのおかげだが、今まで苦労した分釣れた時の感動も大きい。

串本カセのご当地釣法『ペレグレ』で43cm本命グレをキャッチ【和歌山】本命の良型グレを手中(提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)

小休止を挟み上げ潮に転じたタイミングでヒットしたが今度はイスズミであった。その後はポツポツアジが釣れたのみで下船時刻となった。