ノーマル車両なら標準と同じセッティングですよね?
で、カスタム車両なら標準より濃くしますよね?
わざわざ薄くセッティングする必要はないのでは?
クルマ
2024/08/13
ノーマル車両なら標準と同じセッティングですよね?
で、カスタム車両なら標準より濃くしますよね?
わざわざ薄くセッティングする必要はないのでは?
いえ、意外とそうじゃないんです。
たとえばマフラーを社外品にしてヌケがよくなりすぎている場合はメインジェットの番手を標準よりも下げる(薄くする)と調子が戻ることが多いんです。
え? 逆だと思っていました。
そういえば自分もマフラーを換えてキャブセッティングが合わないことがありました。
あとはエンジンの圧縮が落ちている場合も薄くセッティングすることがありますね。
キースター燃調キットは標準より薄くできるパーツが入っているので、いろんなコンディションの車両に合わせたセッティングを出すことができるんです。
設計が古いキャブレターはスロージェットが圧入式になっている(分解できない)モノがある。
それを分解・交換できるようにした製品が「圧入式スロージェット交換キット」だ。
同様に、圧入式バルブシートの交換を可能にした「バルブシート蘇生キット」もある。
これらのキットは安田社長も愛用しており、純正キャブのオーバーホールをするうえで必需品となっているそうだ。
キースター燃調キットに含まれるパッキンやOリングなどのゴムパーツは品質がよく、高い耐久性を誇るという。
とくにフロートバルブはメーカーが「純正以上の性能」を謳うほどだ。
安田商会ではFCRやCRといったレーシングキャブを使うことが多く、それらのゴムパーツにもキースターの製品を使用している。
一度交換すると安心して長く使えるとのこと。
また、4連キャブを連結する燃料チューブのOリングも付属している。
ここが劣化すると燃料漏れを起こしてしまうため、旧車オーナーの悩みどころなのだが、しっかりと対策されている。