旧車のコンディションを蘇らせるため/維持するために、キースター燃調キットを愛用するショップは多い。
今回はCB-Fを中心にカスタム・レストアを手がける旧車専門店「安田商会」を取材し、キースター燃調キットの有用性について話を聞かせてもらった。
取材協力:安田商会
【住所】 愛知県稲沢市野崎町北出6−1
【TEL】 0587-36-9555
【URL】 https://www.tebasakirider.com/
【Youtube】 https://www.youtube.com/@tebasakirider
CB-F系のカスタムを得意としており、オーナーズクラブやツーリング活動も行っている。
このほか、Youtubeチャンネル登録者数が5万人を超えるなど、旧車オーナーを中心に幅広い層から支持されているショップだ。
純正キャブにこだわるオーナーからの評価が高い
安田社長によると、純正のキャブのスタイル・フィーリングを好むオーナーが近年になって増えているとのこと。
70~80年代のスタイルを希望するオーナーさんには純正キャブにキースター燃調キットを組んでいます。
まずは燃料・空気の経路をキレイにしてやって、次にジェットやゴムパーツをキースター燃調キットに交換すれば本来の性能を取り戻せますよ。
オーナーさんの反応はどうでしょうか?
CB750FのVBキャブ(純正キャブ)は完成度がすごく高いんです。
だからオーバーホールしてやれば40年以上経った今も現役で走れるんです。
当時からポテンシャルが高いキャブだったので、オーナーさんはその性能を体験して喜んでくれますね。
燃料の濃い/薄いを幅広くセッティングできる
CB750FB/FCを例に挙げると、セカンダリーメインジェット6種、パイロットジェット3種、ジェットニードル4種が1つのキットに同梱されている。
こうした数種のパーツを使い分けることで燃調の濃い/薄いを自由にセッティングできるのだ。
安田社長いわく、標準(純正)よりも濃くセッティングするだけでなく「薄くセッティングできること」もポイントだという。