■「初めて気づいた…」と驚きの声

ぜろさんは、2004年からつい先日まで発行されていた旧紙幣の一万円札と千円札の表面、裏面が確認できる写真を添え、「新紙幣の『1』で発狂してる自称デザインのプロ様は、そもそも紙幣を見たことがないのかも」と、痛烈な1文を綴っていたのだ。

さて、旧紙幣の「数字の字体」に注目してみると…。

旧紙幣の千円札、右上の異変に衝撃走る… 20年間「知らずに使ってた」とネット民驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

なんと福沢諭吉、野口英世の描かれた旧紙幣も、一万円札と千円札(表面)で数字の1、および0の字体が異なっていたことに気付かされる。千円札に至っては、表裏で「1」の字体・形状が明確に異なっていた。

つまり「字体が違うから」という理由で新紙幣を非難するならば、旧紙幣にも同様の指摘をするのが道理である。

こちらの事実は多くの日本国民に衝撃を与え、件のポストは投稿から数日足らずで5,000件近くものリポストを記録するほど話題に。Xユーザーからは「今初めて気づいた…」「ホントだ、字体違うやん」など、驚きの声が多数寄せられていた。

旧紙幣の千円札、右上の異変に衝撃走る… 20年間「知らずに使ってた」とネット民驚愕
(画像=『Sirabee』より引用)

そこで今回は、多くの人が20年間気づかなかった旧紙幣の秘密をめぐり「財務省」に詳しい話を聞いてみることに。その結果、納得の理由が明らかになったのだ。