「なんだか今日は何でも選べて、何を夕ご飯にするか迷っちゃうね」

この日は夫婦で車でスーパーに買い物に出かけて、夕食を惣菜で済ませようとしたのです。仕事が押したせいでスーパーに着いたのが19時過ぎ。ちょうどいいタイミングで惣菜に値下げシールが貼られるタイミングになることは認識していたのですが、それにしても今日のスーパーの総菜売り場、値引きシールが貼られている商品がいつもよりもずっと多いのです。

そしてついでに気づいてしまったのですが、専門店としてスーパーに入店しているケーキ屋さんのショーケースにもなぜか「本日、ショーケースのケーキすべて20%引」と急きょ書かれたと思われる貼り紙が。いったい何が起こっているのでしょうか。

■「総菜は値引きシール優先」というわが家の方針

ちなみに私の家の方針としては、その日に食べる食材は値引きシールが貼られていたらそちらを買うことにしています。その日のうちにお腹に入るのでその方が経済合理的だと考えているのです。

普通の日はそうはいっても値引きシールが貼られている惣菜とそうでない惣菜が混在しているものです。たとえばマカロニサラダが食べたいのに、マカロニサラダは定価でお隣のポテトサラダに半額のシールが貼られていたりすることもあります。

そんな時に、「今日はポテトサラダにするか? いやいや大好きなマカロニサラダを定価で買うべきか?」と悩むのです。熟考の末、「そうだ。マカロニサラダを定価で買ったとしても我が家の家計はびくともしまい」と決断し、手に取ろうとしてふと見ると、すでに家内がポテトサラダをカゴに入れていたりします。やはり判断は迅速に行わなければ手遅れになってしまうものです。