■「史上最もエコな大会」を目指すパリ

パリが目指すものは「史上最もエコな大会」。過去の大会と比べて温室効果ガスの排出量を半分にし、使い捨てのプラスチックを使わないなどの取り組みも行っています。

物議を醸している「選手村にエアコンを設置しない」問題も、組み上げた地下水を冷やしたものをパイプを通じて各部屋の床下に流す方法で代用する予定です。

この床下冷房で室温は6度程度下がり、電気代やCO2の排出量も通常のエアコンと比べて80%減になるそうです。