■田尾氏「あのころのメンバーは…」
愛甲氏は「大島さんってすごい面白い人じゃないですか。でも守備はうまくなかった。宇野さんがトンネルをして、それをレフトの大島さんがトンネルをして、トンネルに入口と出口があるって」と笑う。
すると田尾氏は「あったねえ」とつぶやき、「あのころのメンバーっておもしろかったよ、個性的でね。小松辰雄もおもしろいしねえ、鈴木孝政もおもしろい」と話していた。
■珍プレーの元祖となったヘディング事件
宇野氏の「ヘディング事件」は珍プレーの元祖ともいわれ、現代のテレビでもたびたび放送される。このほかにも1984年には前のランナーを追い抜いてしまうなど、珍プレー番組の常連だった。
そんな宇野氏だが、ホームラン王を獲得するなど、強打のショートとして通算338本塁打。80年代の中日を支えた選手の1人である。