個人的なことをいうと実はハシナ氏の妹、レハナ氏にご挨拶したことがあります。ダッカを訪れた際に現地でいろいろ取り持ちをしてくれた方が政治的に顔が効く方で保健省の幹部との会合やダッカ市役所幹部とのミーティングなど精力的にアレンジをしてくれたのですが、その一環で突然「レハナ氏と会えそうだ」と連絡が入り、ほんの10分ほどご挨拶をしました。正直、予定外だったのでお互いよくわからないまま終わったというのが本音です。

バングラデシュ、特にダッカという街は正直ぐちゃぐちゃで人と車が多すぎるので24時間を二つに割った時間帯で人が稼働しているような国です。夜中でも街の喧騒は酷く交通渋滞で仕事のアポイントなど取れたものではないです。それこそ午前中1つ、午後1つアポイントがこなせればよいといった感じで経済効率など果てしなく縁遠い国ですが、国民が若いのでパワーを感じます。かつての日本もこんな感じだったのでしょう。

個人的には民主化を推し進め、若者に夢と希望があるような国家構築を進めてもらいたいと思います。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年8月8日の記事より転載させていただきました。