■地元民、完全にノリノリである
オブジェクトが設置されたのは、話題のポストが投稿されるほんの数日前の、5月1日のこと。
エムクラスガーデン・三田を運営する宮田守さんは「車線が長い国道では事故が多く、しかもこちらは通学路となっているため、悲しい事故が少しでも無くなれば…と思い、設置させて頂きました」と、設置までの経緯を説明する。
とは言え、なかなかアクの強い人形なので、地元民は戸惑っているのではないだろうか。…と思いきや、近隣住民からのウケはかなり良いようで、宮田さんは「ご近所のおじいちゃん、おばあちゃんからは『孫が通学路で通る道なので、人形が設置されてから車の走行スピードが遅くなって嬉しい』とのお声を頂いています」と、笑顔を見せていた。
なお、県内外の他施設にもこうした人形のオブジェクトを設置しており、いずれの施設からも評判は良好。
小児科からは「お子様が警察官に守られている」、美術館からは「警察官オブジェがあることで、防犯効果がある」、自動車教習所からは「免許を取りに来られている生徒さんたちは若い方が多く、皆さんSNSに投稿してくれるため、今まで以上に認知度がアップした」といった具合に、喜びの声が寄せられているそうだ。