埼玉県某所に設置された自販機。その「驚きの内容」を受け、市民からは戸惑いと嘆きの声が続出していたのだ…。
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「三英傑」や「3大ギタリスト」といった表現があるように、我われ日本人は「3」という数字でカテゴライズすることを好む傾向があるようだ。
古来より「三大銘茶」といえば宇治茶、静岡茶、狭山茶と相場が決まっているが、ツイッター上では埼玉県入間市に出現した「とんでもない自動販売機」が話題となっていたのをご存知だろうか。
■狭山茶の帝王・入間市
注目を集めていたのは、埼玉に関する情報を多数発信しているツイッターユーザーのカナタTさんが投稿した一件のツイート。
「【悲報】」という見出しから始まるこちらの投稿には「入間市博物館名物・全部狭山茶の自販機、全部綾鷹(宇治茶)になる」というお知らせが綴られていたのだが、入間市といえば県内で狭山茶を最も生産している主産地である。
狭山茶に対する揺るぎない愛情、絶対的プライドを兼ね備えた入間市でそのような光景が見られるワケないだろう、とため息を吐きつつ、投稿に添えられた写真を見ると…そこには「この自動販売機は狭山茶の振興のために置いています」と機体に記されているにも関わらず、全ての商品が「綾鷹」となった信じがたい自販機が確認できたのだ。