UFOがもたらした大雨
1947年、ハロルド・A・ダールと息子のチャールズ、2人の船員がシアトルからほど近いタコマの近く、モーリー島沖のタグボートにいた時のこと。彼らは上空に6機の金と銀の球状の物体を目撃し、うち1機が揺れた後、金属の薄い板と黒い塊をまき散らし、そのうちの1つの塊が少年の腕に命中。やけどを負わせた上に、彼らの飼い犬が死んだという。
ダールの上司フレッド・リー・クリスマンはその現場を訪れ、破片を持ち帰った。しかしダールは後に黒いセダンに乗った男に連れ去られ黙秘を強制された。あのケネス・アーノルドが「飛行物体」を目撃した数日後のことだった。
1947年7月31日、ウィリアム・デビッドソン大尉とフランク・M・ブラウン中尉がタコマに派遣されたが、溶けた鉛の雨の証拠は見つからず、サンプルの破片は製錬所の鉱滓と考えられた。しかし帰路、2人が搭乗していたB25が墜落し死亡。この事件に関連する多くのサンプルや写真が失われた。
ワトソンは次のように述べている。
「これらの出来事は全て、軍やインテリジェンス機関による隠蔽の臭いがする。検事ジム・ガリソンがケネディ暗殺への関与が疑われるクレイ・ショーを1968年10月に裁判にかけた際、フレッド・リー・クリスマンが召喚されている。ガリソンはショーとクリスマンが古くから疑惑のあるCIA職員で、ケネディ暗殺をはじめ数々の不可解な出来事に関与していると考えていた」
「2人はカリフォルニア州ハミルトン基地に帰る途中、B25の左エンジンが故障し、ワシントン州ケルソー近くで墜落死した。その直後、地元の新聞社に匿名の電話があり、『機体は20mmの機関砲で撃墜され、UFOの残骸を積んでいた』と話した」
「アーノルドがタコマを離陸した際、エンジントラブルに見舞われ不時着した。検査したところ、燃料弁が締め切られていた。この出来事を報じたタコマ・タイムズ紙のポール・ランス記者も2週間後、急性髄膜炎で突然死した」
「こうした出来事は常識を逸脱しているように聞こえるかもしれず、多くの死因には合理的な説明がつくものの、それでもUFO関係者の間では信じられている部分がある。政府機関や”人攫い”とされる集団の関与の可能性も完全には否定できない。しかし、長期にわたりUFO研究者らを殺害し続けるのは行き過ぎであろう。彼らの信用を落とすには、そこまでする必要はなく、より手っ取り早い方法があるはずだ」
UFOの近くで凍りついた少年 ある冬の日、ニューヨークのUFO研究家ジェニファー・スティーブンスが2人の少年から、モホーク川の上空で「光る火球」を目撃したと連絡を受けた。少年の友人は、灌木の中に人型の白い物体らしきものを見たと言っていた。その近くで、散歩に出たという16歳の少年の遺体が発見されたのだ。
ワトソンは次のように書いている。「検視の結果、少年の死因は凍死とされたが、スティーブンスはこの少年の死が地域のUFO活動と関係があると確信していた。少年の足跡を見ると、最初は走っていたようだが、後になって何かに引きずられたかのように見える」
この事件後、スティーブンスの夫は、「UFOを探し求める者は慎重でなければならない」と言う男に呼び止められたという。そして、その夫が突然死去して以降スティーブンスはUFO調査から完全に足を洗ったのだ。
UFOを巡る人々の死の裏側には、やはり闇の勢力が蠢いているのだろうか。全てを偶然で片付けるのは少し浅はかなのかもしれない。
参考:Daily Mail Online
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提供元・TOCANA
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