■任天堂から訴えられたことも…
ストリートカートは、2015年頃から流行した外国人観光客向けのアクティビティ。当初は任天堂の人気ゲーム「マリオカート」風のコスプレで秋葉原や渋谷、品川などの公道を走行していた。
だが、17年に「本家」任天堂が同社のキャラクターの画像や映像を許諾なしに宣伝・営業に利用していたことを問題視し、裁判に発展。20年に任天堂が勝訴して、ストリートカート側は5,000万円の賠償金支払い命令の判決が下された。
こうした経緯や交通ルールを守らずに走行する利用客も多いことから、ネット上ではストリートカートを批判する声が多かった。一時、休業状態にあった渋谷の“元マリカー集団”はどうなっているのか、現地に足を運んだ。