いぶし銀のルックス、力強いファイト、釣りにおいてのクロダイの魅力は枚挙にいとまがありません。私は普段の堤防釣りでは前打ち、落とし込みを楽しんでいますが、新たな魅力を体験しようと以前から興味があった紀州釣り(ウキダンゴ釣り)にチャレンジしてみました。独特のウキの動きやダンゴワーク、戸惑いながらも工夫を重ねた末に良型の本命をゲットすることができました。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターかにおけ)
紀州釣りとは
波止の紀州釣りは、海底まで沈めたダンゴが割れて出てきたさしエサに食わせる、仕組みはカカリ釣りと同じです。違いはウキを使うこと。ダンゴをうまくポイントに投げ込み、底トントンをキープしつつウキの動きを読む。この匙加減がキモとなります。
ウキを使用する(提供:TSURINEWSライターかにおけ)
釣行前、地元の釣具店の店員さんからアドバイスをもらい、紀州釣り専用の寝ウキなるものを入手。ダンゴを投げても干渉しない軽さ、寝て浮いてるから風にあおられず、魚がかかれば起き上がる。想像しただけでワクワクしそうなこのウキをひっさげ、目的の釣り場へと向かいました。
霞釣り公園へ釣行
7月11日、向かったのは三重県四日市市の霞釣り公園。駐車場やトイレもあり、車でのアクセスが良好な釣り場です。
(提供:TSURINEWSライターかにおけ)
埠頭の先端にあるため潮通しもよく水深もあり、周りには消波ブロックが連なりクロダイの格好のツキ場になりそうなロケーション。ここに釣り座をかまえ、じっくり狙ってみることとしました。
当日のタックル
この日使用したタックルは1.5号-5.3mの磯竿に2500番のスピニングリール、道糸は2号。1.5号のハリスをを2mとり、針はオーナーの沖アミチヌ3号。つけエサはオキアミを使います。
当日の釣り座(提供:TSURINEWSライターかにおけ)