また、無人駅や無人の時間帯には、券売機の横に設置された二次元コードを読み取ることで発駅証明が発行されます。着駅にて、当該証明を提示することで、精算可能です。

JR北海道

券売機を設置している駅のうち、8割程度は対応済みとのことです。

3大メガバンクの新紙幣対応

3大メガバンクの新紙幣発行にともなう、ATM・両替機などの対応状況は新旧混合にて対応可能だそうです。

三菱UFJ銀行

新紙幣の預け入れ・引き出しは、窓口・ATMともに可能ですが、ATMは旧紙幣が出てくる場合もあるそう。さらに、入金についても、ATMでは新旧混合で対応だといいます。

両替は、新紙幣の新券両替が可能。旧紙幣を希望の場合は、在庫がある場合に限り、券種指定(別途手数料あり)で対応してくれるとのこと。支店により両替機と窓口の対応状況が異なるそうです。

三井住友銀行

窓口・ATMともに、新紙幣の預け入れが可能。ただし、引き出しに関しては、新紙幣と旧紙幣が混在するそうです。

両替については、窓口・両替機にて可能。順次「新紙幣の新券」への両替を取り扱いも開始予定とのこと。また開始後は、「旧紙幣の新券」への両替ができなくなるといいます。

みずほ銀行

両替については、原則、新券への両替は新紙幣となります。従来の紙幣の新券両替は現在行っていないそうです。

ただし、ATMでの新紙幣への両替は行っておらず、払い戻しの際も、従来の紙幣と混在して出てくる場合があるといいます。

紙幣のデザインが変更される理由

新たな紙幣には、一万円札に「近代日本経済の父」と称される渋沢栄一、五千円札に日本初の女子留学生で津田塾大学創立者の津田梅子、千円札に破傷風の予防・治療法を開発した細菌学者の北里柴三郎の肖像がデザインされています。

改刷は経済状況に合わせて行われるため、明確な時期は設定されていないといいます。ですが、近い間隔ではおよそ20年ごとに行われています。