より確信を深めたウィルソン氏は刑務所のセラピストを辞めて、ロンドン中心部で個人開業をしています。
現在はクライアントの心理療法に食事改善を取り入れたアプローチをとっているとのことです。
以上の話は何も暴力性向の強い囚人や犯罪者だけの問題ではありません。
食事とメンタルヘルスの関係性はすべての人に当てはまることであり、例えば、超加工食品ばかりを食べている人は認知機能が低下し、うつ病や不安症の発症率が高くなることがわかっています。
バランスの良い食習慣によって、心の平穏を保てるようになるかもしれません。
ポテチやカップ麺を頻繁に食べる人は人生後半で精神的に苦しむことになる
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参考文献
‘When you improve nutrition, you reduce violence’: Psychologist Kimberley Wilson on working in Europe’s largest women’s prison
https://www.livescience.com/health/mind/when-you-improve-nutrition-you-reduce-violence-psychologist-kimberley-wilson-on-working-in-europes-largest-womens-prison
Healthy eating may prevent crime
https://www.theguardian.com/uk/2002/jun/25/ukcrime.society
元論文
Influence of supplementary vitamins, minerals and essential fatty acids on the antisocial behaviour of young adult prisoners
https://doi.org/10.1192/bjp.181.1.22