<トップ画像:たわわに実るレモンの木>
野菜ソムリエの私が旅に出ようと思う時は、「気になる農産物の生育を見たい」とか、「それらを育てている生産者にお話を聞きたい」ということから始まります。
地図を広げてアクセスを確認し、周辺の観光情報を収集して旅のプランを固めていきます。今回は、広島を旅しました。
目次
今回、旅のきっかけになったもの!
広島県って想像していたより広い!
初の瀬戸内しまなみ海道へ
ずいぶん前から行こうと決めていた場所!
話題の島へ!何が話題?
今回、旅のきっかけになったもの!
最近、国産レモンをよく見かけるようになりましたね。
2018年の国内のレモンの生産量は5527.8t。生産量1位は広島県で全国シェアの42.1%を占めています。次いで、2位は愛媛県(31.3%)、3位は和歌山県(9.6%)。この3つの県を合わせると国内生産量の約83%を生産していることになります。
< 国内シェア第一位の広島のレモン>
そう、今回の私の旅のきっかけとなったのはレモン! レモンが成っているのを見たい!食べたい!そして今回はさらに、SNSで知り合ったお友達に会いに行くことも大事な目的です。
広島県って想像していたより広い!
ずいぶん前に、仕事の関係で少しだけ島根に行ったことがありますが、宿泊を伴って中国エリアに行くのは初めての私。
今回の旅を計画した際に地図を見るまでは、広島県にそんなにたくさん島があることは知りませんでした。調べてみると、有人島35、無人島も含めると計142もあるんですね。ちなみに瀬戸内海には、全部で600余。その中で有人島は約160だとか。いずれにしてもちょっとビックリです。
新千歳空港からの3泊4日の旅。エアの時間を考慮すると、エリアを絞らないと回れないことがわかり、レモン畑と島々、そしてFacebook友達に会うことにし、三原と竹原、尾道、そして「しまなみ海道」にしました。
新千歳空港から広島への直行便は午後しかなく、翌日から使うレンタカーの関係で、着いた日は空港近くのホテルに宿泊。近くに飲食店も見当たらず、ホテル飲みにすることにし、空港で買い込みました。広島の人から教えてもらったんですが、「がんす」って食べものなんです。魚のすり身にパン粉をつけて揚げたもの、つまりはすり身フライですな。
<広島のビールやおつまみを並べてみた>
<広島名物のがんす、魚のすり身にパン粉を付けて揚げたものがとても気になっていました。目の前が海だからかまぼこもいろいろ!>
翌朝、レンタカーを借りるまで少し時間があったので、ホテル近くの三景園に立ち寄り。ここは広島空港開港を記念して1993年に造られた面積約6haの築山池泉回遊式庭園です。広島県の山渓谷や瀬戸内海の風景をモチーフに庭園化したもので、自然を生かした「山のゾーン」「里のゾーン」「海のゾーン」からなっています。
<四季折々で楽しめる三景園>
三景園
住所:広島県三原市本郷町善入寺64-24
TEL:0848-86-9200
営業時間:4~9月9:00~18:00 10~3月9:00~17:00(入園は閉門の30分前まで)
定休日:12月29~31日
入場料:大人/350円 小・中学生180円