■まるで亡霊との暮らし
遺品を大切に保管していた頃のことを、「夫の亡霊と暮らしているかのような気持ちになることもあった」と振り返る女性。夫が大切にしていた物が目に入るたびに、気分が落ち込むそうだ。
さらに「遺品は夫にまた触れてほしいのに、彼は帰って来ません。二度と使われない釣り竿を見ていると…家のあちこちにそういうものがあるんです」と、悲しい心の内を吐露している。
女性はそれらを捨てるのはあまりにつらく、せめて誰かに使ってもらえればと考えて、売ることにしたのだという。しかし子供たちに悪く言われたことがショックで、掲示板の人々に「私が間違っていたでしょうか」と尋ねている。