ただ、実験の参加者が同じような喜ばしい気持ちで治療を受けたのかは分かりません。

ほとんどの人は「ロボットが自分の歯をドリルで削る」という事実に恐怖を感じ、耐えられないことでしょう。

また、このロボットは現段階でアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を受けておらず、Perceptive社も導入のスケジュールを立てていません。

私たちが、「人間の歯科医の治療か、ロボット歯科医の治療を受けるかで悩む」のは、少なくとも数年以上は先のことになるでしょう。

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参考文献

Fully-automatic robot dentist performs world’s first human procedure
https://newatlas.com/health-wellbeing/robot-dentist-world-first/

Meet modern dentistry.
https://www.perceptive.io/

ライター

大倉康弘: 得意なジャンルはテクノロジー系。機械構造・生物構造・社会構造など構造を把握するのが好き。科学的で不思議なおもちゃにも目がない。趣味は読書で、読み始めたら朝になってるタイプ。

編集者

ナゾロジー 編集部