ペーパードライバーなので念のため
さらに、コンパクトカーに「BABY IN CAR」のステッカーを貼る女性も、これに近い理由を話してくれました。
「もともと運転が得意ではなくて、自分たちの車を持つようになったのも子どもが生まれてからなので、『ごめんなさい、この車遅いです』みたいな気持ちで貼っています。
いっそ『ペーパードライバーが運転しています』的なステッカーの方がよかったですかね? 『BABY IN CAR』の方がパッと見ではわかりやすいですけど……」(20代女性)
たしかにそれまで運転経験がなくても、子どもができたことで車を持つようになるケースは少なくないでしょう。必要に駆られて車を運転することになり、こうしたステッカーに初心者マークに似た効果を期待する、という面もあるようです。
ちなみにここでお話に挙がった「ペーパードライバー」のステッカーは、現にさまざまな種類の商品が販売されています。なかには「車線変更が苦手です」など、ピンポイントな苦手意識を表明するステッカーも。
もちろんそれらはジョークグッズとしての側面も強いと思われますが、現実に「ペーパードライバーが運転しています」というステッカーを目にしたら、「ちょっと距離をとろう」と思うドライバーもいるでしょう。
ここまで見てきたように、自分の車にステッカーを貼る意味としては、「周りの車へのアピール」という側面のほか、「自分の意識」に関わる部分も大きいと考えられます。実のところ、「合理的な理由」でステッカーを貼っている人は、それほど多くないのかもしれません。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
【関連記事】
・【新車情報カレンダー 2021~2022年】新型車デビュー・フルモデルチェンジ予想&リーク&スクープ
・運転免許証で学科試験の点数がバレる?意外と知らない免許証の見方
・今一番危険な車両盗難手口・CANインベーダーとは?仕組みと対策方法
・SNSで話題になった”渋滞吸収車”とは?迷惑運転かと思いきや「上級者だ」と絶賛
・トヨタ 次期型ノア&ヴォクシーに関する最新リーク情報すべて