車内でも発症する可能性があるの? 熱中症の症状と対策
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

蒸し暑い日や急に天気が回復したときなどに体調を崩してしまうことがあるのではないでしょうか。このような暑さによる体調不良は熱中症の可能性が高いです。また、熱中症は屋外だけでなく、屋内でも発症することがあります。もちろん、クルマの中も例外ではありません。そこで、今回は室内や車内でも起こり得る熱中症の症状や対策について紹介します。

熱中症とは?

車内でも発症する可能性があるの? 熱中症の症状と対策
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

熱中症とは、体温の上昇、めまい、痙攣 、頭痛など、暑い環境で生じる健康障害の総称です。

炎天下での作業や運動など、体温が上昇することで体内の水分や塩分のバランスが崩れ、産熱(身体が熱を作る働き)と放熱(身体の外に熱を逃がす働き)のバランスが崩れて体温の調節機能が働かくなることで引き起こされます。

症状が深刻なときは命に関わることもあるため、正しい知識と対策を覚えておくことが重要です。

「もしかして熱中症かも?」と疑うべき症状と対策

熱中症の症状はさまざまで、熱中症なのか疲労なのかわからないというケースも珍しくありません。ここでは、軽度の熱中症と重度の熱中症のときの主な症状を紹介します。

【軽度の熱中症の症状】
・めまい
・立ちくらみ
・こむら返り
・大量の汗をかく
など

【重度の熱中症の症状】
・頭痛
・吐き気
・体のだるさ
・体に力が入らない
・呼びかけに対する反応がおかしい
・会話ができない
・痙攣
・普段どおりに歩けない
など