米ミネソタ州ミネソタ州ロチェスターで2023年10月20日、「毒物専門家」の男性が妻を毒殺した容疑で逮捕され、第2級殺人罪で起訴された。米メディア『CBS News』『Oxygen』などが報じた。
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不倫が原因で離婚を話し合っていた夫婦
起訴されたのはコナー・ボウマン容疑者(30)で、彼によって殺害されたと考えられているのがベティ・ボウマンさん(32)だ。
ベティさんは2023年8月16日、重度の胃腸炎と脱水症状でミネソタ州オルムステッド郡の病院に緊急搬送された。病院スタッフは当初、食中毒の可能性を疑った。ベティさんの状態は急速に悪化し、心臓に問題が生じて肺に体液がたまり、結腸の一部を切除しなければならなくなった。同月20日には臓器不全となって病院で亡くなった。
翌日、ロチェスター警察署は南東ミネソタ州検視局からベティさんが不審死したという報告を受け、捜査を開始した。警察は、コナー容疑者とベティさんが「結婚生活に問題を抱えていて、不倫と関係悪化を理由に離婚について話し合っている」という情報を入手した。
ベティさんの友人らは捜査官に対して、コナー容疑者が新しいガールフレンドと親しくなったため、ベティさんに離婚を提案するよう促していたと供述した。ベティさんが亡くなってから3日後にコナー容疑者の自宅を訪れたとき、彼のガールフレンドがいて、ベティさんの写真は既に捨てられていたと述べる友人もいた。