いままじもんの円高に振れるとすると
・日本が超好景気になる →ないわー
・世界が超不景気になる → ロシアが核ミサイル撃ちまくる
みたいなことしか思い浮かびません。とにかく日本は国債を発行しすぎて金利を上げて対抗することができないのが痛い。計算上2.2%で日銀は債務超過になります。それで破綻はしなくても日銀が債務超過だになれば日本のタンス預金は一斉にドルに換えられてまたまた大暴落です。
つまり本気の円高になる要素は全くなく、もしいまなったら
・インバウンドが激減して消費が恐ろしいほど後退(ざっくり5兆円) ・グローバル企業が法人税の安い国に本社移転(為替リスク回避)
という恐ろしいことになるはずです。
私的には日銀の国債買い入れ減額を歓迎してます。これはつまりという
高齢者の年金と医療費を見直して他のバラマキ減らすよ
という宣言に等しいからです。岸田政権の次の政権はこうした手腕のある人が問題を先送りしないでやらないとならず、高齢者はもちろん地方へのバラマキ、生活保護受給の見直し、補助金の見直しなど、ゆるゆるの放漫財政から、緊縮というより無駄を無くして効果的な投資を行う政府になる事に期待したいですね。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2024年8月1日の記事より転載させていただきました。