金利差大 → 円安 金利差小 → 円高
アメリカの金利が高いと円売ってドルを買ってアメリカの銀行に預けたほうが儲かるってことですが、
金利が高い = 景気が良かったのでインフレ で、 金利が低い = 景気悪い
です。景気が悪いときは金利を下げて企業がお金を借りやすくする。逆に良すぎてインフレになったら金利を上げて投資ができなくなるようにして景気を犠牲にして物価を下げるってことです。
そしてアメリカの金利はこのようになってきました。
2016頃は景気が悪くて日本と金利が変わらず、2020年からはコロナで大不況ですからほぼゼロ金利になって、2021年のワクチン終わって東京五輪のあたりでコロナ規制解除。そしたら景気が爆発しまして2022年の初頭からインフレ抑制のために金利をどんどん上げました。そのときは賃金も同時に爆上げしています。
2020年のコロナ真っ盛りに賃金が高騰したのは賃金の安い現業職がことごとく解雇されてリモート勤務できるホワイトカラーが残ったからです。で、2021年のワクチンあとから規制解除されて同時に賃金高騰とインフレが重なりました。
で、ドル円レートですが・・・
世界各国がコロナ規制を解除したのに日本だけが延々と鎖国をしていた2022年3月から物凄い円安が見事に始まりました。韓国や台湾もこのときに解除したのに日本はそこから一年以上鎖国しておりました。海外はバカみたいに景気が良いのに日本だけが鎖国して不景気なんですから当然のように円安になります。