■最新UTでは弱点を克服?
…と、ユーザー目線でプリントに関する不満を挙げたが、近頃のユニクロはこうした問題点に真摯に向き合っている印象を受ける。
6月下旬に発売の「UTGP2024:ルーヴル美術館」メンズアイテムはいずれも顔料をメイン使用したプリントデザインが多く、ラバーを使用したデザインも「面」ではなく「線」のプリントで、通気性が悪い部位がかなり小さくなっていたのだ。
そして、7月29日に発売された「ポケモン」を見て、確信に変わる。
子供だけでなく大人も違和感なく着られる洗練されたデザイン、且つプリント部分の通気性も申し分無し…と、デザイン・機能性共に文句なしの仕上がりとなっていたのだ。
これならば「体の一部分に汗染みができる」という問題をクリアできるはず。