ニュルを8分以内で周回できる電気自動車「IONIQ 5 N」
そして「IONIQ 5 N」というのは、そんなIONIQ 5をベースに仕立てたハイパフォーマンスモデル。
フロントとリヤにモーターを置く4WDで、前後モーターをあわせた最高出力はなんと650㎰(フロント238㎰+リヤ412㎰)。
0-100km/h加速はたったの3.4秒、最高速度は260km/hというとんでもないモンスターです。
ヒョンデの高性能モデルに与えられる記号の「N」は、メルセデス・ベンツでいえば「AMG」だし、BMWでいえば「M」、レクサスでいえば「F」のようなものをイメージすればいいでしょう。
ちなみに“N”は開発拠点がある「南陽(Namyang:ナムヤン)」とテスト走行を実施するドイツの過酷なサーキット「ニュルブルクリンク(Nurburgring)」からとっているのだとか。
このIONIQ 5 Nは、ニュルを「2周続けて8分切りのペースで走れる」のだそうで。
8分切りで走るのは今どきのハイパフォーマンスカーとしては当然ですが、バッテリーの温度上昇に伴う出力制限がされずに、そのペースで2周続けて走れる高性能EVは凄いですね。