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スズキ カルタスコンバーチブル(2代目・1992年)
スバル ヴィヴィオT-Top(1993年)/GX-T(1994年)
スズキ カルタスコンバーチブル(2代目・1992年)
軽オープンとしては本格FRスポーツのカプチーノ(1991年)をデビューさせており、たとえばアルトやセルボといったハッチバックベースの軽オープンには手をつけなかったスズキですが、リッターカーのカルタスで設定。
カルタスは海外だと「シボレー」や「ジオ」といったGM系の若者向け、あるいは低価格ブランドの世界戦略車という役割もあり、GMの要望もあってか2代目カルタスにコンバーチブルをラインナップし、1992年には日本でもカルタスコンバーチブルとして発売します。
ロールバーのない2シーターフルオープンという意味では、ライバル・ダイハツのリーザスパイダーと同じで、やはり現役当時はそれほど売れなかったのか見かけることは稀だったものの、話題になることも少ない超激レア車です。
スバル ヴィヴィオT-Top(1993年)/GX-T(1994年)
1990年代前半までの「ハッチバックベース国産オープン」、最後を飾るのはダイハツ同様に後輪駆動の軽スポーツに参入しなかったスバルで、レックス後継のヴィヴィオ(1992年)がベースのオープンカー、「ヴィヴィオT-Top」を1993年に発売。
これがある意味意欲作というか、ロールバー兼用Bピラーを残した4シーターながらソフトトップではなく、Tバールーフにもタルガトップにもなる3分割のデタッチャブル(着脱式)トップに、リアウィンドウはなんと電動格納式!
狭い後席の後ろには独立トランクがあり、一応は3BOXのタルガトップクーペという事になりますが、タルガトップを外してリアウィンドウを格納すれば、立派なハッチバックベースの4シーター軽オープンです。
リーザスパイダーが500台も売れなかったのに「限定3,000台」とは、かなり強気な限定台数だったヴィヴィオT-Top。
実は人気で3,000台が完売したのか、それとも逆に余って在庫処分だったのか、1994年にはGX-R用のSOHCスーパーチャージャーエンジンを積んだ「ヴィヴィオGX-T」を限定1,000台で販売しました。
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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