体験型ホラーコンテンツを手掛ける株式会社闇と株式会社テレビ東京、株式会社ローソンエンタテインメントによる“行方不明”をテーマにした展覧会「行方不明展」が7月19日から東京・日本橋で開催されます。
「行方不明展」では、貼り紙、遺留品、都市伝説など、行方不明にまつわるさまざまな物品や情報を分類し「身元不明」「所在不明」「出所不明」「真偽不明」計4つの展示ルートを会場に構築。
来場者はその“痕跡”をたどりながら、「行方不明」に対する理解を深めることになります。なお、展示の内容はすべてフィクションであり、紹介されている行方不明者を実際に探す必要はありません。
本展示では、新進気鋭のホラー作家・梨さんと、「このテープもってないですか?」などの番組を手掛けるテレビ東京の大森時生さんをプロデューサーに迎え、フェイクドキュメンタリー「Q」の寺内康太郎監督、第2回日本ホラー映画大賞を受賞した近藤亮太監督、アートディレクターの大島依提亜さんも参加。あらゆる角度から「行方不明」の世界を表現します。
開催にあたり、梨さんと大森さんからはそれぞれ「茨木のり子さんの『行方不明の時間』という詩がとても好きです」「あくまでフィクションです。が、『ここではないどこかへ』という感覚は僕にもあります」と意味深なコメントが。今回の展示が提示するメッセージのヒントにつながるかもしれません。
「行方不明展」は、7月19日~9月1日の11時~20時、東京・日本橋の福島ビル(東京都中央区日本橋室町1-5-3)で開催。料金は税込2200円です。観覧の所要時間は約90分で、最終入場はそれぞれ閉館30分前までとなっています。
情報提供:株式会社闇
文・天谷窓大/提供元・おたくま経済新聞
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