財宝伝説は世界各地に存在する。日本でも徳川埋蔵金や第二次世界大戦の折に日本軍がフィリピンに隠したという山下財宝などが有名で、一攫千金を夢見るトレジャーハンターたちが今も血眼になって探し続けている。そこで今回は、世界の特に人気のある財宝伝説6つを英「Daily Star」からご紹介する。
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■モンテスマの金銀財宝

(画像=attributed to Antonio Rodriguez (1636-1691) – , パブリック・ドメイン, リンクによる,『TOCANA』より 引用)
15〜16世紀のメキシコで栄えたアステカは、スペインのコンキスタドール、エルナン・コルテスによって征服されて滅亡した。
コルテスが最初に接触したアステカ王モクテスマ2世(モンテスマ)は、白い肌を持つコルテスを“神の使い”と考えて、自分の王位を明け渡すと述べ、財宝を彼に与えたとされる。だが、モンテスマは国内有力者らから弱腰を非難されて前言を撤回、スペイン人たちに立ち退くよう要求。コルテスはモンテスマにもらった財宝をテスココ湖に捨てて、逃亡する羽目になってしまった。
この財宝は今もテスココ湖の底に沈んでいるとされ、過去何度も捜索が行われている。一方で、すでに発見されて米ユタ州に持ち去られたという話も存在する。