■「涙が止まらなく」「情緒グチャグチャ」

長岡空襲は、新潟県長岡市で1945年8月1日の午後10時30分から翌2日午前0時10分の間に米軍によって行われた空襲。市民ら1,488人が犠牲となり、中心部の市街地の約8割が消失したとされる。

思いがけず明らかになった杉田の悲しい過去に、Xでは「杉田弁護士の号泣シーンで、もらい泣き。『嫌なやつ』と思っている人でも、人に言えない悲しみを秘めている」「杉田弁護士は戦争で家族が居なくなって拠り所が仕事だけになってしまったのね」「娘と孫娘を亡くしている杉田弁護士が、寅子と優未が並んでる姿を見ただけで号泣してしまう気持ち、痛いほど分かるなあ」「忖度親父かと思ってた杉田弁護士の過去に涙が止まらなくなりました」との声が。

演じる高橋自身も新潟県三条市出身で、思いが伝わるような熱演に「私の祖母はこの空襲を体験していて(父は生まれる前)=)、それはもう悲惨だったと言葉少なに言ってました。高橋克実さんの芝居に朝から泣かされて、情緒グチャグチャで仕事行きたくない~」という人もいた。