■名前を当てて悪魔を祓う

本作のメイン要素である「祓魔」は、論理パズルとローグライクのようなランダム要素・運を掛け合わせたものとなっています。

プレイヤーは悪魔を祓う者、つまりエクソシストとなって子供にとり憑いた悪魔を「祓魔」するのが目的ですが、悪魔もただ祓われたくはないのでこちらを妨害してきます。

子供にとり憑いた悪魔は「寝室の悪魔」と呼ばれ、寝室に続く廊下に配置された悪魔は「廊下の悪魔」と呼ばれています。ざっくりボスと雑魚の関係だと思ってください。

『Exorcist: Reviewer of Minds』プレイレビュー 絶対に名前を呼ばれたくない悪魔vs罪を暴かれたくない悪魔祓いの知略バトル
(画像=子供にとり憑いた「寝室の悪魔」を祓うのが目的です。、『Sirabee』より引用)

寝室の悪魔はエクソシストを遠ざけるために長い廊下を生成します。プレイヤーは悪魔だらけの廊下をズンズン進みながら寝室を目指す、簡単に言うとそんなゲームです。

ではプレイヤーはどのようにして祓魔すればいいかと言うと、目の前にいる悪魔の「正しい名前」を呼べばOKです。直接拳で戦ったりする必要もなく、とても簡単ですね。

とはいえ、悪魔が素直に名前を教えてくれるわけがありませんよね。そこで登場するのが「聖句」と呼ばれるお助けアイテムのような存在です。

『Exorcist: Reviewer of Minds』プレイレビュー 絶対に名前を呼ばれたくない悪魔vs罪を暴かれたくない悪魔祓いの知略バトル
(画像=聖句には様々な効果を持つものが存在しています。、『Sirabee』より引用)

聖句には様々な種類があり。基本的に使い切りですが「相手の悪魔の出身地を問う」「姿を隠した悪魔の正体を暴く」などの効果を持ちます。

また、最初から持っている「聖典」には出現する全ての悪魔の名前や出身地、級位や見た目などが記されているので、聖句で得たヒントを元に時にロジカルに推理、時にはあてずっぽうで悪魔の名前を呼んでいきましょう。