アメリカ・テキサス州在住の男性が、人生を皆既日食の観測にかけているという。『People』『NewYorkPost』がレポートした。
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■皆既日食を観測して60年
テキサス州に住むラバーン・ビザーさん(105)は、60年間にわたって可能な限り皆既日食を追いかけてきた。13回目となった今年4月8日の皆既日食は、偶然にも自宅の近くで観測できるという絶好の条件が揃ったそうだ。
ビザーさんはオハイオ州で育ち、少年時代に家族が経営する農場で見る星々に魅了された。農場は夜になると真っ暗になり、北斗七星やオリオン座を含むあらゆる星座が見えたそうだ。
その後はオハイオ州立大学で機械工学を学び、カリフォルニア州で働いた後、最終的にテキサス州に移住。そして昨年亡くなった妻のマリオンさん(享年97)と結婚し、3人の子供に恵まれた。
ビザー家にとって、家族旅行を兼ねた皆既日食の観測旅行が、長年にわたる恒例行事になっていったという。