東京都足立区にある「大師前どうぶつ病院」の公式X(Twitter)が、一枚の写真を投稿しています。
写真には、まるで注射を打たれる前のように腕を差し出す猫の姿が。少し顔をそむけて目をギュッと閉じているところも妙にリアルで笑ってしまいます。「うぅ……」と我慢しつつも耐えている声が今にも聞こえてきそう。
大師前どうぶつ病院は地域猫や愛護活動にも力を入れており、院内には2匹の保護猫と3匹の保護犬が一緒に生活しています。
写真に写っている猫は、この内の1匹しんべえくん。怪我をしながら歩いていたところを保護され、そのまま病院で暮らすことになった男の子。
しんべえくんがのっているのは血液検査に使用する機械の上。機械自体が温かいせいか、冬になるとのってよく暖をとっているそう。ポットや炊飯器の上で暖をとる猫を見かけることはあるものの、血液検査の機械で暖をとる猫は初めて見ました。おっとりしていてマイペースなしんべえくんらしいです。
ちなみに前に出している腕は、もちろん採血をするためではありません。しんべえくんは腕を出して寝ることが多く、この時もしばらくの間、写真のような姿勢で眠っていたといいます。もしかしたら、これが一番リラックスできる寝方なのかもしれませんね。
こうした愛猫の姿に、大師前どうぶつ病院の院長で飼い主の中島さんも「可愛い」の一言。写真を見た人たちからも共感の声が寄せられています。他にも「握手会の会場はこちらでしょうか」「肉球ぷにぷにしたい」などのコメントもあり、みなさん楽しんでいるようです。
<記事化協力>
「大師前どうぶつ病院」公式X(@6pikuuOTUnIU9W6)
(佐藤圭亮)
提供元・おたくま経済新聞
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