■白と黒でこんなに差が…
（画像＝『Sirabee』より引用）
実験で使用するのは、洗濯前の着丈が67.7cmの白いTシャツと、65.7cmの黒いTシャツ。同サイズにも関わらず、洗濯前から既に結構な差が開いているが、個体差が大きいのも海外製バンドTシャツの魅力であり、もはやご愛嬌である。
（画像＝『Sirabee』より引用）
まずは、一度も着用せずネットに入れて洗濯し、屋外で自然乾燥させると、白いTシャツは67.5cmに、黒いTシャツは64.8cmに縮んでいた。
（画像＝『Sirabee』より引用）
続いてはそれぞれを1日着用し、同様に洗濯・自然乾燥を行ったところ、白いTシャツは変化なしの67.5cm、黒いTシャツは64.5cmとなっていた。トータルで白は0.2cm、黒は1.2cm縮んだワケである。
（画像＝『Sirabee』より引用）
念のため他のTシャツでも同様の実験を行ったところ、いずれも白いTシャツは0.2cm〜1.0cm、黒いTシャツは1.0〜3.0cmの縮小となった。
黒は白よりも熱を吸収するので、その影響もあるのでは…とも考え、水色のTシャツで計測すると、こちらは-2.7cmと、黒に匹敵する縮み方を見せた。
（画像＝『Sirabee』より引用）
ここで「洗濯後のTシャツの縮み方」に関する意識調査の結果を見てみよう。
調査の結果、洗濯後により縮みやすいのは「白いTシャツ」と感じている人は全体の19.7%。「黒いTシャツ」と感じているのは全体の11.0%と判明した。
（画像＝『Sirabee』より引用）
約7割の人は「特に違いはない」と感じているようだ。前出の実験も踏まえ、記者個人としては「黒のほうが縮みやすい」と感じていたため、この結果はなかなかに意外であった…。
