■色によって縮み方が違う?

夏といえばTシャツにポロシャツ、綿(コットン)100%の衣類が大活躍する季節。

綿100%の衣類は洗濯後に若干縮むのがお約束なため、洗濯後のサイズ感を推測しつつ購入するのがセオリーだが、ある日記者の胸に「色によってサイズの縮み方違くね…?」という疑問が生まれたのだ。

具体的には黒(紺)色のTシャツが著しく縮み、一方で白色のTシャツは比較的縮まない印象を受ける。だが、Google先生に「Tシャツ 色 縮み方 違い」などと尋ねてみても、色ごとの伸縮性の違いに関するページはヒットしなかった。

続いてXにてユーザーの声を確かめてみたところ、記者と同様に「白と黒のTシャツでは縮み方が異なる」と感じている人が一定数存在することが判明。中には「染料」がその原因と考えている人もいるようだ。

洗濯後のTシャツ、3割の人が違和感覚えてた 白と黒で「縮み方が違う」説を検証すると…
(画像=『Sirabee』より引用)

そこで記者は、新品で購入した白と黒のTシャツを洗濯し、その縮み方を計測することに。そして全国の男女706名を対象として、白と黒のTシャツに関する意識調査を実施。さらに一般社団法人「日本染色協会」に、染料と衣類の伸縮に関する因果関係を尋ねてみた。

気になるその結果は…。