■UTを買うときは「プリントの種類」を確認!

要約すると、UTを購入・着用する際は、シーンや気候・気温と相談するのが何よりも重要ということ。

炎天下の猛暑日、屋外でラバープリントのTシャツを着用した日には地獄を見るが、日差しが落ち着いた時間帯や、冷房の効いた屋内で過ごす際は、全く気にならないはず。春先や秋用と割り切るのも良いだろう。

猛暑日に着たTシャツ、強烈な汗染みにギョッとするも… ユニクロの神対応が半端じゃなかった
(画像=『Sirabee』より引用)

また、一概に「ラバープリント」だから、と敬遠する必要は無い。プリント面積が広いほど通気性は悪くなるが、ワンポイントのプリントや、面でなく「線」のデザインに重きを置いたプリントであれば、全くと言って良いほど気にならない。

猛暑日に着たTシャツ、強烈な汗染みにギョッとするも… ユニクロの神対応が半端じゃなかった
(画像=『Sirabee』より引用)

さらに、ユニクロ側も通気性に対するユーザーの不満を受け止め、かなり分析しているのでは…と思わされたのが、6月下旬に発売された「UTGP2024:ルーヴル美術館」である。

猛暑日に着たTシャツ、強烈な汗染みにギョッとするも… ユニクロの神対応が半端じゃなかった
(画像=『Sirabee』より引用)

メンズモデルはいずれも顔料をメインに使用しており、ラバーを使用したモデルもプリント面積そのものが小さいため、通気性の悪さは全く気にならなかった。また29日発売の「ポケモン」もデザインを見る限り、通気性に関しては問題無さそうだ。

そして当たり前のことだが、ラバープリントの「通気性の悪さ」はUT固有のものでなく、あらゆるTシャツ、およびメーカーが抱えた共通の弱点である。魅力あふれるバリエーションが豊か、且つ多くのユーザーから支持を得ているUTだからこそ、弱点が悪目立ちしてしまったのだろう。

この夏UTを新たに買う際は、プリント部分の特徴を理解しつつ、着こなしを考えてほしい。