■ユニクロ、あまりに神対応すぎる

UT担当者はまず、「UTではTシャツをキャンバスとして捉え、アートやデザインをきちんと表現することを大事にしており、素材としてはラバー、顔料などを組み合わせています」「作品をどう見せたいかによって素材、質感、肌なじみ等を考え、最も適したプリント方法を採用しています」と説明する。

基本的な考えとしては、色をしっかり表現するのに適した「ラバー」、繊細な表現に適した「顔料」と区分するようだ。

猛暑日に着たTシャツ、強烈な汗染みにギョッとするも… ユニクロの神対応が半端じゃなかった
(画像=『Sirabee』より引用)

記者が分類した3つのタイプは間違っていなかったようで、担当者は「タイプ1は商品の色味をしっかりと表現したいためにラバーメインのプリント、タイプ2は作品の質感とカラーのバランスを表現するためにラバーと顔料を組み合わせたプリント、タイプ3はゲームの下書き等を表現するため繊細な質感を出すため顔料がメインのプリントとなります」と、それぞれの特徴を説明してくれた。

顔料だけでは「色落ちしやすい」という弱点があるが、ユニクロでは高い品質基準を設定し、顔料とラバーを組み合わせるなどした上で洗濯試験を繰り返し、品質確認を行っているのだ。

主題となる通気性に関しては「ラバーが多くなると確かに通気性は悪くなってしまうのですが、細かなテクニックを多用しながら色、柄、作品の世界観を表現しております。ぜひ気候を確認しながら、お気に入りの1枚を着て頂けると幸いです」とのコメントが得られた。