四万十・足摺のホテル
新ロイヤルホテル四万十
四万十市の町の中心にあるホテルです。
コンビニ、商店街や居酒屋さんもたくさんあるので、買い物や夜の街を楽しめます。
今回宿泊したお部屋。機能的で清潔で使いやすかったです。
夕食は高知の名物 皿鉢(さわち)料理。
刺身、焼き物、揚げ物、煮物、寿司、甘いものなどが大皿にどどーんと盛られた宴会料理です。
高知では最初にこの料理が並び、女性も最初から一緒に宴会をするのがスタンダードだそうです。
好きな料理を好きなだけ食べ、飲み、楽しい四万十の夜は更けていきました。
足摺国際ホテル
足摺岬に近く、お部屋からも荒々しい海を望む場所にある足摺国際ホテル。
お部屋も和室で海を見ながらゆったりくつろぐことができます。
足摺国際ホテルのカツオのたたき。玉ねぎ、ネギなどがたっぷりかかっています。
他の地域と違うのは、ポン酢の酸味がそこまで強くなくやや甘めの味でした。これはこれでカツオに合って美味しかったです。
野菜を分け入ると肉厚のカツオがドーンと現れました。
栄養バランスもよくワシワシと食べられます。
高知ではカツオは高級魚というよりは日常からよく食べるポピュラーな魚なのだそうです。
この地方はクジラも獲れます。色鮮やかなクジラの刺身。
この地方名物のうつぼの天ぷら。
海のギャングといわれるうつぼの見ためはインパクトありますが、身は白身であっさりしています。皮と身の間のぷるぷるしたところがうつぼの美味しいところです。
一番左にあるのが、土佐清水のサバです。
これが美味しかった。生まれてこれまで食べたサバの中で一番美味しかったです。
サバは足が早いので他の地域では締めサバで食べるのが一般的ですが、ここでは刺身で食べられます。
身がぷりぷりで、コクと旨みがしっかりあって、本当に美味しいサバでした。
四万十、足摺の取材を終えて
今回、目からウロコの連続で、私のSDGsへの見方は大きく変わりました。
砂浜美術館で聞いた「見方を変われば素敵に見える」という感じ方、想像力。
トンボの偉大な存在価値と生態系の繋がりの理解。
一見きれいに見える自然も、目を凝らせば破壊が忍び寄り、私たちを脅かすという現実。
これらは子供たちが社会学習で学べば良い、という話ではありません。
大人も知り、学び、気づき、何らかの行動を起こすことが大切だと感じました。
旅はきれいな風景を眺め、美味しいものを食べ、お土産を買う物見遊山旅も良いですが、「日本を知る旅、気づく旅」というスタイルも今後キーワードになってくると思います。
日本の美しい自然を未来に繋いでいけるように、自分にできることをできる範囲で考え、行動するきっかけとなる旅は、きっと心を豊かにしてくれることでしょう。
大人もこどももたのしまんと!
文・写真・シンジーノ/提供元・たびこふれ
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