■少年のキレやすさに家族も苦慮

少年の姉は、警察の聞き取りに「生まれてからずっと『怒り』の問題を抱えており、常にイライラしながら行動していました」と説明している。

少年と面接した心理療法士が「懸念される心理状況」との診断を下したことをきっかけに、母親は自宅内に防犯カメラを設置。ところが事件の2週間ほど前に、そのプラグが引き抜かれていたこともわかった。