街中がクリスマス商戦でにぎわいを見せるこの時期、アメリカで驚くような殺人事件が起きた。高額なプレゼントを欲しがった10歳の少年が、買ってくれないとわかり母親を殺害したという。『NBC News』『PEOPLE』ほか全米の多数のメディアが報じている。

■至近距離から母親に発砲

その殺人事件は11月21日の午前7時前、ウィスコンシン州ミルウォーキーの民家の地下室で発生した。母親のクイアナ・マンさん(44)に声をかけられて目を覚ました10歳の少年は、母親の寝室に隠されていた拳銃を取り出すと地下室へ向かった。

そこで洗濯をしていたクイアナさんに向けて発砲すると、銃弾は右目から入り、頭蓋骨を貫通して後頭部から出たことがわかっている。なお、警察は少年の名前を明らかにしていない。