■打たれる前提で配球していた

当時の試合について伊東氏は「先発は郭泰源で、1番良いピッチャー。とにかく今日は回したら打たれるから、もうできるだけブライアントの前に走者を置かずに回したいと思って試合に入った」と振り返る。

続けて「実際、ブライアントと対戦して、最初にソロホームランかな。 そのあともホームラン。不思議なぐらいに回ってくるんですよ。後にも先にも、そんなに怖さを感じたバッターはいなかったんですけど、打たれる前提で配球していた」と回想した。