「ズッキーニ」とは
ここからは「ズッキーニ」とはどのような野菜なのかを見ていきましょう。
ズッキーニはこんな植物
「ズッキーニ」はウリ科カボチャ属に分類される野菜です。
もともとは欧米を中心に栽培されていた野菜とされます。
特にアメリカやメキシコを原産地としており、それがヨーロッパに伝来したことでイタリア料理やフランス料理などにも使用されるようになったのだとか。
日本では1980年代頃から流通するようになったとされています。
現在では日本の家庭でも広く食べられるようになった定番の野菜です。
きゅうりの仲間ではなくカボチャの仲間
果実の見た目はきゅうりに似ています。
ただ、分類としてはカボチャの仲間となります。
そんな「ズッキーニ」は夏野菜の1つとして重宝され、カロリーもカボチャより低めなのが特徴です。
ズッキーニは花も咲かせる
実は「ズッキーニ」は花も咲かせるのが特徴です。
花色は黄色が主なものとされ、果実と直結した状態で咲きます。
こうした「ズッキーニ」は主に「花ズッキーニ」と呼ばれます。
ただし「花ズッキーニ」は非常に繊細な植物で室温管理ではすぐに萎んでしまうのが特徴です。
なお、花部分も食される場合があります。
その場合は花部分に詰め物をして調理されるのが定番です。
そのため「ズッキーニ」は花を見て楽しむというよりは食用として活用される食材と言えるでしょう。