2023年7月から開催されていた「ファミコン国民投票」が、7月12日の第51回の開票を以てついに終了。

 最後のテーマ「ファミコンといえば?」の問いに対し、第一位に輝いたのは、やはり「スーパーマリオブラザーズ」。過去最多得票率となる49.7%を獲得し、有終の美を飾りました。

 「ファミコン国民投票」は、1983年7月の発売から40周年を迎えたことを記念して開催されていたもの。

 毎週異なるテーマ、例えば「赤いカセットといえば?」や「対戦といえば?」といったお題が出され、自分が「これだ!」と思ったソフトに投票。期間終了後に開票結果の開示、という流れで行われていました。

 その最終回となったのが、7月4日から11日の間で行われた今回の投票。「ファミコンといえば?」というやや抽象的な問いかけでありながら、SNS上では「スーパーマリオブラザーズ」を予想する声が多く見られており、その見込み通りの結果となったようです。

 続く2位以下には「マリオブラザーズ」「ドラゴンクエスト3」といった名作が名を連ね、10位以内に「ファミコンウォーズ」「ファミコン探偵俱楽部」「ファミコンジャンプ」もランクインするなど、タイトルに「ファミコン」が入ったソフトを連想した方も多かったようです。

一年にわたる「ファミコン国民投票」が最終回 「マリオ」が有終の美を飾る
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

 公式Xへの投稿には「やっぱりマリオ!」「さすがファミコンの代表作ですね」といった投票結果へのコメントの他、「楽しい時間を共有出来て楽しかった」「一年間ありがとうございました」といった感謝のコメントも多く寄せられています。

 また、「自分にとっての”ファミコン”を象徴するソフト」を、その思いと共にコメントする方も。ファミコンが紡いだ40年という長い年月には、遊んだ人の数だけそれぞれの思い出があるということでしょう。

 ファミコン国民投票の特設Webサイトでは、過去に実施した全テーマと投票結果も公開中です。

<参考・引用>
ファミコン40周年公式Xアカウント(@famicom40th)
ファミコン国民投票特設Webサイト
※掲載画像はファミコン40周年公式Xアカウントのスクリーンショットです。

文・山口弘剛/提供元・おたくま経済新聞

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