【連続殺人鬼】最恐の拷問サラリーマン「リチャード・コッティンガム」! 次々斬首、乳首を噛みちぎり… 被害者100人超えか
(画像=逮捕当時のコッティンガム。画像は「Murderpedia」より引用,『TOCANA』より 引用)

■コッティンガムの異常性

 コッティンガムは女性を痛めつけることに性的な興奮を覚えるタイプだった。妻との離婚原因もその異常な性欲にあったようで、妻とは別に愛人がいた。

 逮捕のきっかけとなった最後の事件の被害者レスリー・アン・オデル(18)は、自身の身に降りかかった恐ろしい事件を詳細に証言している。やはり売春婦だったオデルはニューヨークに来て、仕事を始めたばかりだった。そんな中でコッティンガムに声をかけられたが、食事や酒をおごられ、紳士的で彼女に同情的だった彼と意気投合した。そして車で家まで送るという申し出を受けたほか、100ドルでセックスする同意をした。

 二人がホテルに入ったのは5月22日の未明だった。誰にも疑われることなくホテルに入ったコッティンガムは、こっそりと車に積んだ拷問具や手錠を部屋に持ち込んだ。そして「マッサージをしてあげる」と言ってオデルをうつ伏せにさせると、その喉にナイフを突きつけて、その手に手錠をかけたのである。

 当然オデルも抵抗しようとしたが、すでに身体の自由は奪われた後だった。彼女は乳首を強く噛まれて、千切られそうになった。悲鳴をあげるオデルにコッティンガムは「耐えろ、他の女も耐えた。淫売には罰だ」と囁いた。

 その後、オデルは警察が来るまで4時間にわたり拷問に耐えた。強姦されて肛門まで犯され、殴られ、噛みつかれ、ナイフで切りつけられ、革ベルトで叩かれた。拷問の合間に、コッティンガムは冷たい濡れタオルでオデルの顔を優しく拭ったという。そして再び拷問を加えた。彼女の悲鳴は大きく、殺人事件が起きたばかりで怯えていた従業員らは通報をためらわなかった。