■「福井なら納得」の声も…

「福井といえば?」の問いには、恐らく多くの人が「恐竜」と答えるはず。「福井=恐竜」という図式は、もはや日本国民の共通認識と言って良い。しかし「恐竜ロボット」や「恐竜戦略室」といったワードを見て、心躍らない人がいるだろうか(いや、いない)。

件のポストは投稿から2日足らずで7,000件以上ものリポストを叩き出し、他のXユーザーからは「そんなプロジェクトがあるのか…!」「恐竜戦略室とかいう組織がもう強い」「これもう、恐竜帝国の侵略だろ」「福井かと思ったら福井だった」「なんだろう、福井なら納得できる」「ご迷惑というより『ご期待ください』だな」といった具合に、驚きと称賛の声が多数寄せられていた。

駅前で遭遇した工事看板、謎ワードの連続にギョッとする 発注者名が「強すぎる」と話題に…
(画像=『Sirabee』より引用)

なお、ポスト投稿主・seasideさんは発見時の様子について、「最初は『新幹線関係の工事でもしているのかな?』と思ってぼんやり看板を見たのですが、工事内容がやけに具体的で面白く、工事エリアや福井の担当部署の名前にワクワクを覚えました」と振り返っている。

施工者が「株式会社ココロ」であるのもポイントで、seasideさんは「キティちゃんのポップコーンを作っている会社と後で知り、親近感がわきました」「工事が完了した暁にはどんなロボットがいるのか、ぜひ新幹線に乗って確認しに行きたいと思っています」と、興奮した様子で心境を語ってくれた。

そこで今回は、謎の組織としか思えない福井県の「魅力創造課恐竜戦略室」に、件の看板の詳細を尋ねてみることに。すると「恐竜大国」福井の本気具合が明らかになったのだ…。