肉体の死後も意識は生き続ける。現代科学の常識を根本からひっくり返すアイデアが複数の科学者の口から飛び出した。英紙「Express」(2018年9月26日付)からご紹介しよう。

■ロバート・ランザ

「死後の意識」「精神の量子場」超有名学者3人が“バイオセントリズム論”を提唱、死後の世界が判明!
(画像=ロバート・ランザ博士「RobertLanza.com」より引用,『TOCANA』より 引用)

 米「タイム」誌の「世界で最も影響力がある100人(2014年度)」にも選ばれたこともある再生医療の専門家ロバート・ランザ博士によると、死後、人間の意識は陽子・電子といった亜原子レベルで宇宙に放出されるという。

 ランザ博士は、「生命中心主義(バイオセントリズム)」を標榜し、意識と物質である肉体はまったくの別物であると仮定、意識こそが物質を生み出しているという大胆な仮説を提唱していることで知られる。この仮説の根底には量子力学に見られる観測者問題がある。光が観測されている状態では粒子として振る舞い、観測されていない状態では並として振舞う「二重スリット実験」から、ランザ博士は物質に還元できない意識が宇宙において重要な役割を果たしていると考えているのだ。

 また、ランザ博士によると、時間や空間でさえも脳が世界を統合するためのツールに過ぎないため、肉体を脱した意識は時空間を自由に行き来できる“新たな時間”を経験するという。